MacユーザーがWindowsを動かすために人気のアプリ「Parallels」を導入しました。業務中にどうしてもWindowsでしか動作しない資料が送られてくるなど、相互性のトラブルでイライラしてしまうからです。今回は、MacでWindows機能を使いたいという方へのおすすめ情報です。
parallels Desktopとは?
簡単に説明すると、macOS と Windows OS を同時に使用できるソフトです。少し前にintelが導入されたMac OSがありましたよね。そのときは、Windowsを使うためにはハードディスクを変更して再起動しなければいけませんでした。
Parallelsは、再起動の必要がありません。Dockに入れておくと必要なときにWindowsを立ち上げることができます。さらに、ドラッグ & ドロップ機能やコピー & ペースト機能で、ファイルやフォルダを移動したり共有できます。
macOS の QuickLook を活用して、ファイルエクスプローラー内から大部分の種類のファイルをすばやくプレビューできます。また辞書アプリですばやく単語を調べたり追加したりできます。と、まあWindowsの優れた機能をMacでも有効活用できるというわけです。
まずは無料トライアルがおすすめ
「でも、Windowsを頻繁に使うというほどではないんだよなぁ」という人は、無料版でトライアルをおすすめします。Windowsを立ち上げると容量がかかるので、最低限の必須スペックをチェックしてからインストールしましょう。
- Intel Core 2 Duo、Core i3、Core i5、Core i7、Core i9、Intel Core MまたはXeonプロセッサーを搭載したMacコンピューター
- 最小4 GBのメモリ、16 GBを推奨
- Parallels Desktopアプリケーションのインストール用に500 MB
- ゲストオペレーティングシステム用の追加のディスク領域(Windows 10には少なくとも16 GBが必要です)
- パフォーマンスを向上させるにはSSDドライブをお勧めします
- 製品アクティベーションと一部の機能のためのインターネット接続
インストールするときに、Windows10のライセンスの購入が別途必要になります。
無料アプリBootcampという手もある
Parallelsと同じように使えるBootcampというアプリがあります。こちらはAppleで無料で提供されています(Windows10のライセンス料は別途かかります)。
ただし、Parallelsと違ってMacとWindowsを共存させることができないので、シームレスに作業できず、その都度OSを再起動しなければいけないというデメリットがあります。購入するほどでもない方は、上のトライアル版かこちらのBootcampを使ってみてはどうでしょうか。
Parallelsの種類について
Parallelsには、無料トライアル・学生版・通常版・プロ版・ビジネス版があります。それぞれ内容が違うのですが、基本は通常版で十分です。また、こちらの通常版はサブスクリクションつきで1年でアップグレードしていく形になります。
機能が飛躍的に進化するわけではないので、買い切り版で十分という人はアップグレードしないで使うという手もあります。動作環境に問題がなければ、WindowsとMacを両立させたい人にはおすすめのソフトです。
Parallelsのまとめ
まだ導入したばかりですが、とりあえず両立させて動かすとやや重くなります。スペックが高いiMacとかであれば、動画のようにスルスル動くんだろうな…。クライアントからMacで開けない拡張子つきのファイルが届いても一瞬で開くようになりました。こちらはまた、使ってみた感想を後日アップデートしていきたいと思います。
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