育児ママが幼稚園に通うようになって少しずつ子ども成長を感じられるようになったとき、改めて思うのは社会との隔たり。パートするにも、再就職するにも、突然の発熱で仕事を休まなければならず、結局働くことを諦めたというママも多いはず。
そこで、おすすめしたいのが「在宅ライター」です。初心者でも、未経験でもOK。数ヶ月でSEOの知識や執筆のノウハウなど会得できます。育児ママが子育ての合間に在宅で仕事をするという副業スタイル。自分らしさを取り戻すためのステップにおすすめです。
在宅ライターって何?
パソコン一つでできるのが在宅ライターのメリットです。育児に関すること、主婦目線で感じたことを執筆したり、人気のランキング記事などはネットで情報を集めてリライトするのが主な仕事です。
SEO知識を身につければ、まだまだこれから伸びしろがあり、需要が高い分野です。最初は文字単価が安いかもしれませんが、早い人は半年で1文字1円の在宅ライターを目指すことができます。
育児ママなら、子どもが幼稚園に行っている9時~14時までの5時間を有効活用できます。これだけで、週25時間の稼働。
まだお子さんが小さい方は、お昼寝中や子どもを寝かしつけた後を含めて4~5時間程度の作業時間を作り出すことができれば、週25~30時間の募集案件に応募できます。
「ライター」と聞くと特殊な能力のように思いますが、在宅ライターは調べたことをまとめて書くので、信憑性のある記事を引用する・わからないことは自分が理解できるまで調べることができれば、書くことができます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、書き方になれてくるとリズムができ、コンスタントに書くことができます。始めるにあたり、初心者の文字単価が安いのがネックです。
スマホだけでもできる?
募集要項の中には、スマホだけで執筆できるものや1件300円などの簡単なアンケート調査をまとめるものがあります。子どもいっしょに横になってすき間時間を活用できるので、少しでも副業したい人におすすめです。
在宅ライターに登録しよう
在宅ライターは、基本的に登録制です。ネットで掲載される記事を執筆する「Webライター」の1人として、まずは登録をはじめしましょう。
クラウドソーシングに登録すると、いろいろな募集案件を見ることができます。自分が興味のあるもの、できそうなものからはじめてみるといいですよ。
おすすめクラウドソーシング5社
まずは、新規登録からスタートします。登録は無料。おすすめのクラウドソーシングサイト5つを紹介します。
まずは、全て登録しておいてOK。募集要項をみているうちに、自分にあったソーシングサイトが出てきます。
資本金や売り上げを参考にしてみてもOKです。
1.ランサーズ
クラウドソーシングの大手「ランサーズ」です。個人的には、次に紹介するクラウドワークスよりも専門性が高い案件があります。
また、クライアントと定期的につながって募集案件にお声がけいただけるので、双方メリットがあります。単価アップもしやすいので、モチベーションがあがります。
2.クラウドワークス
一番安い0.1円~からのアンケートや調べもの、高くても3円前後の案件が多いです。Youtubeのマンガシナリオ作成など、ライターでなくても応募できるような多彩な案件があります。
3.サグーワークス
登録者数は274,705人。ライターは、プラチナ・ゴールド・レギュラーとランキングに分けられています。体験談や簡単なデータ入力募集もあります。ポンイト制で1pt=1円に換金されます。参考までにプラチナライター1位で、最高月268402ptです。
4.CROWD
登録者数90万人。副業、スキマ時間におこづかいを稼ぎたい人におすすめです。1pt=0.1円で、スマホでも作業ができます。
5.ココナラ
得意な分野を売り買いできるのがココナラです。ライターだけでなく、小説やプロフィール作成など登録しておけば、相手が苦手だとおもうことが仕事になります。
初めての案件選び
初めての案件を選ぶとき「ちゃんとこなせるか」「うまく書けなかったらどうしよう」、と不安になると思います。まずは、初心者OK・未経験OK・ていねいなマニュアル解説つきと記載がある案件に応募してみましょう。
中には、わからないことを質問しても「マニュアルを読んでください」と一辺倒な返事しかしてくれないクライアントもいるため、トライアルで試してみてこの会社とは続けられそうか相性も検討しましょう。
執筆方法
Webライターは、word入稿という指示がない限りは、CMS入稿といって自分で掲載ページを作成する方法がほとんどです。操作は直感的にできます。ボタンを押すだけで、大見出し・中見出し・小見出し・画像挿入・リスト作成などを選ぶことができます。
指示書に「タイトル」「見出し」が決定していれば、それに合わせて作成していきます。
もし、指示書に書かれている「h2」「h3」って何?と困っている方は、こちらにIT用語をまとめてありますので、作成の際に参考にしてみてください。
見出しに合わせて記事が書けたら、「メタディスクリプション」や「リード文」を書きます。「メタディスクリプション」とは、検索されたときにタイトルとともに抜粋される説明文です。
サイトによっては、ここを「リード」と示すこともあります。抜粋文は、概ね120文字前後がおすすめ。その中に必要なキーワードを使って文章を作ります。キーワードを何個入れて欲しいなどの規定があります。
本来は、大見出しの次の書き始めの導入文を「リード」といいます。読者を想定して、興味を抱かせるような文を求められます。リードは、本文を書いた後、全体内容が把握できてから執筆することをおすすめします。ここにも必要なキーワードをいれるといいです。
今回の記事でいうと、ピンクが囲った部分のところです。
最後に記事全体のキーワード数をチェックします。今回の場合のキーワードは、「育児ママ」「在宅ライター」がキーワードです。
文字数に対してどのくらいのキーワードが盛り込まれているか、コマンドFで検索をかけて調べます。CMSによってはワード数がカウントされて表示されるところもあります。
キーワードは非常に厄介で、本文の中に不自然にならないようテキストに盛り込んで書かなくてはいけません。キーワードは書く前から決まっているので、意識して文に使用するようにしましょう。
写真はフリー素材から選びます。指定サイトから原稿に合いそうな写真を選んで、アップロードします。
中にはツイッターやインスタグラムなどのSNSから引用して欲しいという要望もあります。これらセレクトは以外と時間がかかるので、まとめて取りかかるといいです。
- 1タイトル・見出しを入力
指示通りにタイトルと見出しを作成する
- 2本文を執筆する
書いている内容が理解できない場合は、自分が理解できるまで調べる
キーワードを意識的に盛り込みながら執筆する
- 3リードを書く
どんなことが書かれているのか、興味を引くような文を書く
- 4文字数・キーワードチェック
規定文字数かけているか
キーワードが足りているかチェックする
- 5写真を選ぶ
フリー素材や指定サイトから内容にあった画像を選ぶ
CMSの手順としては、難しいところはありません。操作方法さえわかれば、記事をまとめてページを作成していくだけです。
ライティングが慣れてきたら少しずつ単価アップを狙いましょう。単価の高い案件を受注するだけでなく、たくさん書くことで追加報酬がもらえたり、PVが高いとインセンティブをもらえる案件もあります。
報酬アップのために必要なことまとめているので、そろそろステップアップしたいと感じたらこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
社会と少しでも繋がりを感じられるのが「在宅ライター」。副業としての稼ぎも、10万円以内であれば扶養内でおさまります。また、書き方のスタイルができてきたら「自分の伝えたいこと」「書きたいこと」もはっきりしてくるので、ブログを作ったり、子どもの成長とともにフリーライターの道を進むなど、次のステップへ進むことができますよ。
コメント