2020年10月にGoogle アドセンス審査に合格しました。記事数20の段階でこれ以上記事を増やすことをやめて、3回目で合格しました。Google アドセンスの申込方法と審査通過までに取り組んだことをまとめます。
Google Adsenseって何?
アドセンスって知ってる?
アフェリエイトとアドセンスはブログ収益化の2本柱だよね。どちらも広告だけれど、種類が全く違う広告なんでしょ? そこんとこ詳しく教えて!
アドセンス広告は、ブログを収益化するための方法の一つです。1つは、アフェリエイト。紹介した商品を購入してもらうことで、自分にキャッシュバックが入る収益方法です。
もう一つがアドセンス広告です。Google Adsenseに申請して審査を通過すると、ブログに自動広告を貼ることができます。広告がクリックされるたびに報酬が手に入るため、サイト訪問者が多ければ多いほど収益化できるといわれています。
広告を掲載するためには審査に通過する必要があります。そのために必要なことは、まずはブログを作成すること。そして、広告を掲載できるようなサイトを作ることが先決です。
ここでのポイントは、無料ブログでのアドセンス審査は通過が非常に難しいということ。サーバーをレンタルして独自ドメインを取得し、自分のサイトを作成することをおすすめします。
また、審査に対応できるサイトかどうかが一番のポイント。記事を作成する前にGoogle AdSense プログラムポリシーを読んでおきましょう。公的秩序を乱すようなサイト、ギャンブル系のサイトなどは広告を掲載できません。
アフェリエイトは購買に導くためのテクニックが必要ですが、アドセンスには必要ありません。そのため、収益化につなげるためにはアクセス数(PV )を増やすことが必要です。
そのため良質な記事を書いて、SNSを利用してサイトに引き込むよう宣伝をすれば、たくさんのアクセス数を見込めます。
どのようなサイトにすれば、たくさんの人にみてもらえるか。どうすればアクセス数が増えるか、を考えてサイトを構築していくのがポイントです。
掲載広告の種類
審査通過するとサイトに広告が掲載されるようになります。広告の種類は、いくつかのパターンがあります。自分のサイトにあった広告を選んで、ユーザーが不快にならないように広告を配置しましょう。
テキスト広告
テキスト広告とは文字通りテキストの広告です。最近はあまり見ることがないかもしれませんが、文字だけでサイト上に表示されクリックすることで報酬につながります。
記事内広告
記事内広告とは、記事の中で段落と段落の間に広告が表示されます。コンテンツ内容と親和性の高い広告が記事が掲示されます。心理的に興味が沸いて、クリック率につながりやすくなるのでおすすめです。
関連コンテンツ
関連コンテンツは、サイトに合わせて違和感のないように広告を表示してくれます。バナー広告・テキスト画像をGoogle側のAIが自動で表示してくれます。
広告はブロック管理できる
サイトに表示する広告は、種類を指定することができます。自分のサイトに不適切だと思う広告は、ブロック管理して以降掲載できないようにすることができます。
Google Adsenseの申請と登録方法
アドセンス広告は、登録しても損はないものだと理解していただけたと思います。では、ここからは、サイトに広告を表示するためにアドセンス審査までに必要な手順を説明します。
Googleアカウントを作成
Googleアカウントを持っていない人は、まずはGoogleアカウントを作ることが必須です。登録するとGmailのフリーメールアドレスを取得できます。
Googleアドセンスへ申請
アドセンスに申請するためには、まずは独自ドメインを取得しサイトを立ち上げましょう。無料ブログやサーバーに付属しているドメインでは、審査通過がかなり厳しいです。
独自ドメインの取得がまだの方は、お名前.comがおすすめです。
サイトが公開できる状態になったら、アドセンス審査に申し込みます。
まず、サイトのURLとメールアドレスを登録します。Gメールなどのフリーアドレスでも登録可能です。登録は、たった2つあればOK。
タグを貼り付ける
名前や住所、電話番号を入力すると、タグを貼り付けるようにコードが表示されます。その表示されたコードを自分のサイトのHTMLヘッダー部分に貼り付けます。
コードは、<head></head>の間に入れます。404のエラーコードが出る場合は、レンタルサーバーのセキュリティ設定を変更する必要があります。
タグ設定ができれば、アドセンス申請することができます。審査が無事終了すれば、広告サイズや広告種類を選んだり、サイトのどこに広告を表示するかなど設定ができます。
アドセンス広告は、月間10万PVで月額10,000円〜50,000円の収入を得ることができます。
Google Adsense審査のポイント
審査合格のために必要なことを調べると、20記事以上必要、ある程度のPVが必要、記事の更新を続けておくなど、記載事項がありましたが、わたしの場合は以下の状態で申請しました。
記事数20記事の段階で、「なんとなく審査してみようかな」程度で申し込んだので「プライバシーポリシー」「お問い合わせフォーム」「運営者情報」のページは作成していませんでした。
そのため、翌日には不合格の連絡が届きました。2度目は調べてみて、「プライバシーポリシー」「お問い合わせフォーム」「運営者情報」を作成し、不合格が届いた翌日に再度申込みました。やっぱり、不合格でした。
そこで、追加修正したのが、
20記事の内容を見直して読みやすくし、内部リンクを充実させるなど設定を変更しました。そして、サイトマップを構築。ウィジェットに表示されるアフェリエイトの広告バナーを削除しました。
その後、見事審査に合格しました。トータルとしてやったことは、
以上の6つです。
コンテンツ内容の充実と文字数アップ
Googleのポリシーには「ユーザーに付加価値を提供する独自のコンテンツを持つウェブサイトを作成する」というものがあります。そのため、まずコンテンツ内容を見直しました。
20記事のうち、いまいち弱いと思った記事についてキーワード対策をし、記事をアップデートしました。結果、文字数は平均2000~3000文字になりました。
とくに力を入れた未払い記事などは、10000文字近い力作です。
noteなどのプラットフォームを利用していると、2000~3000文字の記事で十分な読み応えを感じられます。必要な項目が網羅されていれば、コンテンツとしては3000文字でとても満足できる内容に仕上がるということにも気づかされました。
あまり長すぎてもユーザーは飽きてしまいます。3000文字を目安に、記事を細分化する・凝縮するなど編集して読みやすくするのがベストだと思います。
プライバシーポリシー
「プライバシーポリシーのページ」はアドセンスのコンテンツポリシーで必須項目に掲げています。プライバシーポリシーがない場合は審査に通りません。
アドセンスの公式のヘルプサイトに記載がある内容を紹介します。これを盛り込んだプライパシーポリシーを作成しましょう。
- Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
- Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
- ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
引用:Adsenseヘルプ
免責事項やグーグルアナリティクスを利用する人は、そちらも記載することを忘れずに。
問い合わせフォーム
検索バーを設置したり、お問合せフォームを設置することはユーザーにとって便利なサイトということになります。
わたしは30分で設置できる「無料お問い合わせフォーム」のリンクを貼りました。これ本当に簡単だったので、Wordpress初心者の方におすすめです。
こちらの記事にまとめてありますので、よかったら参考にしてください。
運営者情報
運営者情報を加えることで、信頼性の高さを示しています。運営者とメールアドレスを記載するだけなので、プライバシーポリシーとまとめてもいいでしょう。
まとめ
審査通過に最も重要なことは記事のクオリティとAdSenseプログラムポリシーに違反していないかどうかです。何度も審査に通過しなくて困っている人は、記事の内容と質を見直して、他のサイトと構成が同じになっていないか、内容が似通ってないか一度見直してみましょう。独自性のある有益な情報にまとめることが大事です。
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