場所を選ばず時間に縛られない「フリーライター」の仕事が注目を集めています。
今回は、わたしのおすすめ「ライターのスターターキット」と題して、持っていて損はないガジェット類を紹介します。
コロナウィルスで在宅ワーク中の方も参考にしてみてください。
自宅に必須「パソコン」
パソコンは必須です。私はWindowsをほとんど使ったことがないのでいまいち使い方がわかりませんが、Macは直感的に使いたいものをドラッグ&ドロップするとほとんどの操作が可能です。見た目もスマートで、機能的には問題ありません。
ひとつあるすれば、Windowsとの相互性の問題です。WindowsにしかないアプリやWindowsでしか解凍できない拡張子などがあり、書類のやりとりに手間がかかることがあります。
以前に比べて格段に減りましたが、相手に何度もメールを送ってもらうのも大変申し訳ないので、私はMacの中でWindowsを立ち上げることができる【Parallels】というソフトを導入しています。以前intelが導入されたMacがありましたが、それよりも起動が早くて便利です。
Mac or Windowsか?
私が使っているのは「Mac Book Pro」です。
フリーランス駆け出しのときは、ノートパソコンを持っていませんでした。雑誌の担当4ページしかない状況下の先行投資。
それは、清水の舞台から飛び降りるような…いや、バンジージャンプを飛べといわれているような…胃の腑を鷲掴みにされるような恐怖がありました。
フリーとして仕事をはじめるに当たり、2018年に購入したものです。
「Mac or Windows」問題はよくいわれますが、私は編集者としてデザインをチェックするために、Adobe関連のIngesignやPhotoshop,Illustratorのソフトの相互性が必要でした(ソフトが開けないと、わざわざデザイナーに問い合わせなくてはいけなかった…)。
今では、WindowsもAdobeなどのクリエーターソフトが使えるので、どちらでも問題ありません。
持ち運びたいなら軽量かつコンパクトな「iPad Pro」
購入したときは編集部で校了作業があるため、持ち運べるノートパソコンが必要でした。自宅作業であれば、デスクトップでもタブレットでも十分作業が可能です。しかし、ノートは持ち運べるとはいえ一日中持ち歩くのはとても重いんです…。
さらに、突然バッグの持ち手がぶちっと切れて、星になってしまうことも。
打ち合わせや文字修正程度であれば、iPad Proとワイヤレスキーボードのセットの方が持ち運びに便利だなと思います。
キーボードを選ぶなら、無線のBluetooth・薄型・iPadをスタンドさせることが可能なタイプが使いやすいです。
iPadを立てると自動に電源が入るのもおすすめポイント。
Appleで揃えると共有がラク「iPhone」
ガジェットで絶対に外せないのが、スマホです。私はiPhoneをずっと愛用しています。
取材のときは「ボイスメモ」という録音機能を使ったり、「zoom」や「skype」などのミーティング、便利なことこの上ないです。
タスク管理やスマホ決済、忙しくて銀行にいけないときは移動中にスマホから入金をしたもできます。
またパソコンと共有しているので、原稿の手直しなども移動中にできます。
最近では、食べ物の撮影でWeb用に動画撮影をしたり、取材先のメニュー表やお店のイメージなどもバンバン撮影しています。
画像もどんどんたまるので、iCloudで管理。パソコンと共有できるのがAppleのいいところですよね。
立てたまま充電できる「ワイヤレス充電器」
今まで何度も充電器の接続が悪くなって買い換えていました。あまりに頻繁に買い換えるので、この度ワイヤレスデビューをしました。
これが、もうストレスフリーですばらしい!立てて充電するタイプなのですが、パソコンの横においたまま通話、zoom、動画視聴、メールチェックなんでもできます。
フル充電してもおいたまま作業ができるため、かなり重宝しています。携帯の置き場所も定まって「スマホどこ!?」と探すことも減りました。
Web取材ライターは持っておきたい「ミラーレスの一眼レフ」
雑誌では撮影スタッフに必ずカメラマンがいますが、Webではライターが写真撮影をすることも多いですね。私は撮るのがとても下手なので、ちょっと勉強が必要…。Webライターの方はみんな撮り方がうまいです。そして、みんなコンパクトな一眼レフを肩から下げているイメージ。
今は一眼レフもコンパクトなミラーレス時代とのとこ。カメラはずっとNikon派だったのですが、カメラマンではCanonを使っている人が多く、私のような機械音痴かつ写真が下手な初心者は「オート設定できれいに撮影してくれるカメラがいいよ」と、Canon EOS Kissをおすすめされました。
どんなときも入れておきたい「モバイルバッテリー」
外出するときには、絶対にカバンに入れておかなくてはいけないマストアイテム。iPhoneが一日持たないので、夕方にはモバイルバッテリーに接続しなければいけません。
私はPCアクセサリーは結構Ankerで揃えていることが多いわね。
インタビューや取材先で役立つ「ボイスレコーダー」
取材のときに必須なのがボイスレコーダーです。短時間の録音であれば、携帯のボイスメモでも十分ですが、容量が少ないと途中で録音が切れてしまってることもあります。
インタビューや講演会など長い時間録音する場合は、ボイスレコーダーが必須です。
ボイスレコーダーの選ぶポイントは、
- 容量が大きいこと
- コンパクトであること
- USB接続ができる
私が決め手になったのは、テーブルに出しても威圧感のない薄さ8mmというデザイン。さらに、電話も録音できることです。携帯で電話をしていると、どうしても録音機能を使うことを忘れてしまうので。
外出先でクラウドを使うときに必須「ポケットWi-Fi」
ポケットWi-Fiとモバイルバッテリーを持っていれば、外でも原稿を書くことができます。価格と電波の良さで選ぶのがポイントです。
知っておくと便利なFree Wi-Fiエリア
「ポケットWi-Fiを持ってない!」とっさのときに覚えておくと便利なWi-Fi環境のあるカフェです。
ただし、制限があるところがほとんどなので、長時間作業したい場合はネットカフェなど落ち着いた環境がおすすめです。
また、制限があるところでは時間になると突然ログアウトになるため、作業中のまま保存されていないという不幸なことも起きやすいので気をつけましょう。
- スターバックス
- ベローチェ
- タリーズコーヒー
- ドトールコーヒー
- PRONT
- 上島珈琲店
- 銀座ルノアール
- コメダ珈琲
- マクドナルド
- シアトルズベストコーヒー
- WIRED CAFE
- モスバーガー
- ロッテリア
- フレッシュネスバーガー
インタビュー取材に必須「ワイヤレスイヤホン」
ボイスレコーダーや音楽を聴きながら原稿を書くときに重宝します。インタビュー記事を起こすときは全部聞き直すということはしません。
メモを見ながら起承転結を決めて書き出します。セリフの部分など確認のために聞き直す程度なので、倍速でとばしながら聴きますw
外で原稿を書かなくては(主に修正)いけないときはありますが、そのときは片耳だけイヤホンを使うようにしています。
両方すると集中力がアップするのですが、集中しすぎて時間を忘れてしまうからです。
セレクトポイントは、ワイヤレスであること。 私はこういう小さいものをなくす癖があるので、なくしても許せる価格のものを選んでます。
衝撃耐久のある外付けHDD
基本的にHDDは持ち歩きませんが、撮影のときにその場でカメラマンから撮影した画像をもらいたいときに持参します。
入稿までに時間がないときです(笑)。画像やデザインをやりとりする場合は、パソコンの動きも鈍くなるので外付けHDDでファイルを整理するのは絶対大事!
ちなみに私が使っているのは2TBのもの。薄型かつ耐衝撃性であること、テレビ録画もできるのでこれに決めました。
ライターに必要なガジェットまとめ
今回は私が使っていて便利なガジェットを紹介しました。
iPad Proはまだ持っていないのですが、ノートパソコンを持ち歩くのは本当に肩腰に負担がかかるので、金銭的に余裕ができら購入したいです。
実際に取材のときは、ノートとペンですしね。編集担当者や撮影時、校了時にあると便利だなと思っています。
フリーライター初心者の方は、よかったら参考にしてみてください。
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